衣料品・雑貨類の包装形態をダンボールから紙袋「アレンジバック」への変更を提案しコスト削減に挑む。
アレンジバッグを使用することで、衣類等が小さくまとめられ、
荷物の減容が可能となり、輸送コストが削減できました。

ダンボールでは余裕がある。宅配袋では入りきらない。
導入前はどのような問題がありましたか?
鎌田様 : ネット販売の会社が取り扱う出荷用ダンボールは“大”“中”“小”くらいのサイズにまとめられていて、内容物に対してサイズが常に大きめの箱を使わざるを得ませんでした。サイズで運賃を設定している場合、必要以上の運賃を支払わなければなりませんでした。
また、ダンボールの包装作業を効率化するため、必要な数だけ事前に箱を組んで積み上げ、準備しておかねばなりません。その手間と箱の仮置きスペースが必要でした。

営業担当:鎌田様
導入きっかけは?
鎌田様 : お付き合いのある会社様から、シコーなら何か提案できるのではないかと紹介を受けたことがきっかけです。
「○○円以上お買い上げの場合送料無料」みたいに、ネット販売されている会社様は運賃をサービスすることが多いため、運賃コストの削減は大きな課題の1つでした。
導入して評価していただいた点は何ですか?
鎌田様:各社さんが取り決められている運送会社の料金表でいえば、最大2サイズを減容することが可能になった為、1袋の送料が100円以上さがったと聞いて評価されています。コストダウンの目標もクリアできたと伺っています。

畳んで2段重ねにできるため減容することが可能。

また、2set梱包することも可能。
梱包した際の寸法:530㎜×370㎜×250㎜=120サイズ
事例-箱入りの靴を入れる袋の場合-

箱入りの靴を包装する前になります。
1個入り~3個入りを共用できます。

1個を包装した場合。

3個を包装した場合。
この袋では最大3個包装できます。

3個入り包装(封緘側)
ダンボール、一般紙袋と比較した場合
比較(イメージ)※ダンボールを100とみた場合の目安

ダンボールと比較した場合
- 資材コストが下がります
- 資材在庫のスペースが1/10に抑えられます。
- 中身を畳んで減容することで運賃サイズのダウンが見込めます
- 末端のお客様での包材の処分が楽になります

一般紙袋と比較した場合
- マチにあたる部分の寸法が大きく取れるため、衣類を重ねたり、畳んだりすることで減容できます
- その結果、従来より多くの商品を包装したり、 運賃サイズを下げることができます。

(収録日:2016年6月)